ネイリストへの第一歩
ネイルサロンの急増とともに、当然ながらネイリストも急増していることがいえます。まずネイリストになるにはということですが、ネイリストになるための国家資格はありません。ただし、民間団体が認定する資格の取得が、ネイリストの重要な基準となっているようです。その民間団体の検定は「JNA(日本ネイリスト協会)ネイリスト技能検定試験」と「INA(インターナショナル・ネイル・アソシエーション)ネイルスペシャリスト技能検定試験」の2種類。ネイルスクールに通いながら資格取得、未経験可のサロンへ入りそこで知識・技術を学んで資格取得、別の仕事をしながら通信制等で学び資格取得。ネイリスト・ネイルサロンが多いとなれば、ネイルスクールも多い。となれば学ぶ方法も様々です。学ぶ環境は整っているといえそうです。
INAネイルスペシャリスト技能検定試験、JNAネイリスト技能検定試験
INAネイルスペシャリスト技能検定試験は、3段階の階級に分かれ、2級・3級受験には制限がありませんが、1級の試験には2級の資格が必要です。一般的には1級の資格取得には1年以上を要するといわれています。それに加え、ネイルの本場アメリカのライセンス試験と同じくらい難しく、また高い技術が必要だともいわれているようです。JNAネイリスト技能検定試験は、段階は下からPA,AA,AAAと分かれていて、AA以上を取得することでネイル業界での就職もし易くなるといわれています。5月11月と年に2回行われ、INAネイルスペシャリスト技能検定試験と似たような試験のほかに、特別な試験も行われています。
ネイルサロン開業
ネイル業界は圧倒的に女性が多いのはおわかりかと思いますが、知識・技術を身につけたネイリストとなると自分の空間を持ちたいと思うのは自然なことです。特に女性ならではの感覚と、接客へのこだわりからか「自分のサロン」を作りたいと思う方が多いようです。自宅サロンが多くなったのもこれがあるのかもしれません。自分の空間内にサロンを開くというスタイルは、ネイリストにとっては自分のテリトリー内で仕事ができるわけなので費用も抑えられ、とにかく利便性が高い。お客様からすると両極端かもしれませんが、外とは完全に隔離された空間であれば、逆に小さな癒しのスペースとして気に入られるのでしょう。新規でもリピーターでもお客様獲得のために資格取得後のサロン勤め時代には、積極的に人脈作りに努めるネイリストは少なくないかもしれませんね。
男性でもネイルケアやアートを楽しむ
近年では人気アーティストやタレントもネイルアートをしている姿を目にすることも少なくありません。その影響なのか、一般の男性もネイルサロンへ通うことが珍しくない時代となりました。整える程度のケアから、デザインを楽しむアートまで要望は様々なようです。男性も気軽に行ける環境はまだ整ってはいないのかもしれませんが、少なからずニーズは増えてきているのでしょう。少し前まででは男性のマニュキアなんて信じられないことでした。このように今までとは違った市場となる男性向けのネイルという観点からも、ネイル業界の盛り上がりが伺えます。最終的には技術と価格
これだけサロンが増えると当然出てくるのが価格競争。資格をもったネイリストには当然ですが技術があります。その他センスやデザインの良し悪しは別にしても、技術で勝負というようなサロンもたくさんあるとは思いますが、やはりここまで増えると価格が物を言うようになるでしょう。ネイルサロンの隣にまたネイルサロンなんてことも目にする光景です。一昔前までは、ネイルサロンでの一回の施術で2~3万(デザインやメニューによって大きく差がありますが)かかることは普通でしたが、最近では3,000円でジェルネイル、とうたっているサロンすらあります。未経験の方が入りやすい価格やサロン作りも徹底されているのでしょう。価格設定の安いサロンが増え、サロンへ通うようになる人も増えるという現象でしょうか。価格競争が激しい中、次はどのような激戦がはじまるのでしょうか。それも楽しみです。
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