カラーコンタクトレンズ
カラーコンタクトレンズ(Color contact lens)は、角膜(黒目)に直接接触させて使用するコンタクトレンズに
茶や青などの色彩やデザインを施した器具である。
視力補正用カラコンと視力補正を目的としないカラコン(おしゃれ用カラコン)がある。
おしゃれ用カラコンは、ソフトコンタクトレンズしか存在せず、
材料として着色方法は、環状着色が行われており、着色を薄HEMAに溶かし込んだもの、
表面(眼球側に接する側、まぶたに接する側のいずれか)に着色剤を印刷したもの、
着色剤をHEMA材料の間にはさみサンドイッチ構造にして包み込んでいるもの、などがある。
これまでおしゃれ用カラコンは「雑貨」の扱いであったが、目の障害が多発したために、
おしゃれ用カラコンも視力補正用カラコンと同じように高度管理医療機器として薬事法の規制対象となった
カラコンは10代〜20代の若い女性に人気で、その最大の魅了は、
さまざまな色やデザインを楽しみながら自分好みのお洒落な目元を演出できることにあり、
近年は色やデザインのバリエーションが充実している。これまでコンタクトレンズは視力補正用がメーンだったが、
おしゃれ用カラコンの登場で、視力が悪くない人もファッションの一部として楽しむことができるようになった。
読者に高い支持を得ているカリスマモデルや読者モデルの多くがカラコンを使用しており、
モデルやタレントとタイアップしたカラーコンタクトレンズも多数販売されている。
メリット…カラコンの急速な普及と発展により、いろいろなバリエーション(色・デザイン)を気軽に楽しめるようになった。
カラーやデザインによって目元や顔の印象は大きく変わり、その変化をTPOに合わせて自由に楽しむことができる。
デメリット 角膜に直接触れる器具なので十分なケアが必要だが、レンズを簡単に入手できるようになった反面、
レンズを使用するための知識やケアを怠りがちで、誤った使用方法で目のトラブルへと発展する危険がある。
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