Webチャットの運用
●Webチャットの運用、メンテナンス●
レンタルWebチャットを設置した場合も、WebチャットCGIを設置した場合も、運用やメンテナンスに関しては同じような悩みがつきまとう。
では、どんなことが大事なのだろうか。
1:時間を決めてチャットをしよう
Webチャットの運用方法はさまざまだ。自分で書くのはもちろんのこと、時間が合わない人とは掲示板と同じように書き込みだけをしてもらったり、
自分が参加していている間に訊ねて来た人と1対1のチャットをしてもいい。
しかし、チャットのメリットはたくさんの人とリアルタイムに会話をすることだろう。
そのためには、週1回くらい時間を決めてその時間に必ずチャットをするようにすれば、多くの参加者と会話を楽しむことができる。
ただし、参加者が多くなると、文字を読むのに時間がかかったり、キーボードを打つのに時間がかかる人は楽しめないこともあるので、
目的別に時間を複数設定して参加者を分散させるという工夫も必要だ。
2:不正なユーザーがきたら…
Webチャットによっては、不正なユーザーが無駄な書き込みをして、チャット(会話)を邪魔しようとする。
自分が寂しいあまりに、楽しい場所を壊したくなるということがほとんどだそうで、「やめてください」などと騒げば騒ぐほど、
その人はよろこんで邪魔を続けてしまうことがあるので、無視することが一番だと思われる。無視されたり、
チャットが一時停止していれば邪魔する意味もなく不正ユーザーはいなくなるだろう。
その後、再び同じような被害がある場合は、チャットを一旦停止して対策を考えよう。レンタルWebチャットを借りている場合は管理者に相談したほうがよい。
特定のアドレスからの利用を禁止する方法もあるが、ダイヤルアップユーザーは毎回アドレスが変わるので意味がない。
また、ユーザーを特定できないようにするProxy経由の書き込みを禁止する方法もあるが、
企業ユーザーはProxy経由で参加することが多いため注意しなければならない。
Webチャットによっては、IDやパスワードによって利用制限をするなどの対策ができるチャットもあるので、そのようなチャットを使うとよいだろう。
また、掲示板と同じく不正なHTMLタグを書き込んで、アダルトな画像を表示させたり、自動で別のページにジャンプさせたり、
フォントを変更して閉じないといったいたずらをされることもある。HTMLタグの使用可否についても十分に気を付けておこう。
3:表示が遅くなったり、WebチャットCGIが停止してしまった場合
WebチャットCGIは非常に負荷がかかるため、サーバーの処理速度が低下したり、停止することがある。
表示が遅くなったり、WebチャットCGIが停止してしまった場合は、WebチャットCGIをやめることも考える必要がある。
プロバイダーによっては、プロバイダー側から停止してほしいと注意されることもある。
Webチャットを開くことによって、さまざまな影響があるが、もちろん、それ以上に楽しいこともたくさんあるので、うまく設置/運用して楽んでほしい。
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